概要
最近、2つのプロジェクトでビデオ・バッファーが必要だったので、バッファーの基板があればいいなと思った。
その為、Texas InstrumentsのTHS7314を用いたシンプルな基板をデザインした。THS7314は、トリプル・ビデオ・バッファであり、
様々映像信号タイプを送信ができる。コンポジット映像信号はもちろん、そしてS端子(Y/C)、コンポーネント映像信号、
RGBでも使える。
このデサインは、ACカップリング・キャパシタが搭載され、半田つけパッドでDCかACか選べる。
この基板の可能な利用:
- 古いゲーム機やコンピュータなどにコンポジット映像信号出力を追加
- ゲーム機のRGB出力改造
- ビデオ配信:たとえば、何台ものテレビに同じ映像を写す事ができる
例第一:APF TV Funのコンポジット化
「APF TV Fun」と言うゲーム機はRF出力だけであった。この基板で、コンポジット出力を追加した。
詳しくは、
こちらの記事をご覧ください。
例第二:NES2のコンポジット化
日本のAV使用ファミコンに似た北米のNES2はRF出力のみとされた。つまり、AV出力がなかった。しかも、基板模様より、映像があまりきりえではなかった。(薄い縦格子がでる)
NES2機にコンポジット出力を追加してみた。PPUピンからでる映像信号をすぐに使って、きれいな映像ができた。劣化が起こらないように、
PPUピンを基板と離した。さらに、シールド線を使った。
左:改造前の映像(RF出力で)。右:改造後の映像(コンポジット出力で)。ずい分よくなったと思う。
免責
私の知る限りにこのページーの内容は間違えが無いと思います。
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